滋賀・愛東産
天然 菜たね油 「菜ばかり」
〜菜ばかりだけど、名ばかりじゃない〜
大 940g
（無農薬・菜種油）【食品配送】
※軽減税率対象品（税率8％含む）
愛のまちエコ倶楽部 ・ 東近江市旧愛東町
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碧いびわ湖でお届けしている菜種油は、東近江市愛東産。「食とエネルギーの地産池消」を目指す“東近江市菜の花エコプロジェクト”の一環として「あいとうエコプラザ菜の花館」で搾油されているものです。この油の生産・製造を担当されている平尾由里子さんに、お話を伺いました。
コクのある風味豊かな味
－菜種油ができるまでを教えてください。
まず秋に、種をまきます。芽を出して冬を越した菜種は、春の訪れとともにぐんぐん成長し、４〜５月頃に一面に花を咲かせます。その後にできた実を６月頃にコンバインで刈り取ります。このとき、熟すまで待たないと青臭くなりますし、待ちすぎるとさやがはじけてしまうので、タイミングの見定めが難しいです。
刈り取った菜種は菜の花館に運び込み、さやや茎などと選別して、乾燥して保管します。この菜種を焙煎し、搾油機で絞って、加熱殺菌、ろ過をして油ができあがります。化学的に抽出処理された油と違い、菜種の成分がまるごと含まれているので、コクのある風味豊かな油ができあがります。
若い農家の自立を支える
－菜種を育て、絞っているのはどんな人？
菜種の栽培には今、二つの集落営農と二つの農業法人が取り組まれています。
菜種の選別や搾油の作業は地元の果樹農家さんにアルバイトでお願いしています。その中には新規就農で移住されてきた方もあります。菜の花館でのお仕事は、現金収入が得られるし、いろんな人と出会うことができるので、若い農家さんの自立を支える役割も果たしています。また、私たちＮＰＯにとっても、菜種農家さんからの委託業務が安定した運営の支えになっています。
天ぷらにも、お菓子づくりにも
－おススメの使い方を教えてください。
まずは天ぷらです。他の油との違いを一番実感できます。まっ黄色に、香ばしく、カラッと揚がりますよ。また、コクがあるのでオリーブオイルのようにパスタにかけたり、クッキーにバター代わりに入れたりしてもおいしいです。あと、手作りマヨネーズもオススメ！濃厚な味が楽しめますよ。
油も自分たちの地域で自給
－これからの夢や想いは？
菜種の栽培をもっと広げていきたいと思います。私はこの仕事をするようになって、野菜やお米と同じように油も自分たちの地域で自給できることに感動しました。 自分が口に入れるものが、何からできているのか、どこで作られているのかを考えることの大切さを伝えながら、まだ知らない人にこの油を知ってもらい、買い続けてもらえるようにしていきたいです。
